君の中で くすぶる熱い光~藤井風『燃えよ』の歌詞より~
★アットーレを訪れた皆さんの就活シーンで励みになるような音楽を、紹介したり、その時を懐かしんだりするブログを目指しています。★
こんにちは。明日佳グループ採用担当のみつです。
去年から今年にかけて、私の身の回りでよく聞くようになったアーティストの一人
藤井風
2021年大晦日。
ツイッターでは、紅白歌合戦で彼が登場したときにはトレンド入りしていました。
彼の曲からも就活に元気をもらえるんじゃないかなとおもって、
紅白歌合戦でも歌っていた藤井風の「燃えよ」をピックアップしてみましょう。
就活もいよいよ本格化
就活もいよいよ本格化してきています。
就活をしていると、いつもすべてがうまくいくわけじゃないんです。
そんな気持ちを表現したのかしないのか
「しょげた顔をひっさげて」
こんな歌いだしで、始まります。
(多分、就活はあまり意識していないとおもいますが)
なかなかエントリーシートが通過しなかったり、
面接がうまくいかなかったり、第一志望の会社から
お祈りメールが届いたりそもそも返事が届かなかったり。
しょげた顔をひっさげて 石ころを蹴っ飛ばして 太陽が泣いてるよ ほら見上げてみて ~藤井風『燃えよ』の歌詞より~
けれども、
あなたのこれからの可能性を信じている人がいます。
必ず。
僕は社会人になってずいぶん経ちます。
仕事をしていれば、
すべてがうまくいくことばかりじゃありません。
頑張ってやってきたことが、
あっという間に、むなしく消え去ってしまうこともありました。
環境の変化にシステムが付いていけなかったこともあります。
業界の先をいく会社だっただけに、新しいものに急転換できない。
ただ、
僕は、結構周囲の人に恵まれていました。
そんな僕に、
ある人がおっしゃってくださいました。
がむしゃらに動いてみよう
「大丈夫。大丈夫。
お天道様がみているよ。」
その一言で大きく救われ
あらためてよし、頑張ろうとおもえたのです。
就職活動だって同じ。
この曲に出てくる
「太陽」
って言葉から
まさにお天道様を思い出しました。
ほんとは君の中で くすぶる熱い光 太陽に叫ぼうよ ほら見上げてみて 燃えよ あの空に燃えよ 明日なんか来ると思わずに燃えよ ~藤井風『燃えよ』の歌詞より~
このぐらい、(明日ななんか来ると思わないくらい)
なりふり構わず動いてみてもいいんじゃないかな
気になる企業、スクロールで飛ばしていないですか?
あまり悩まず、
エントリーするとかやってみるのはどうですか?
もう、10年くらい前のことでしょうか?
ちょっと変わった青年の就職相談に乗ったことがあります。
高校卒業後、
地図帳一つで世界旅行をしたという若者です。
彼が世界旅行をした帰国後、彼に会ってみてほしいと
人づてで紹介されました。
今でも覚えています。彼のセリフ。
「やっぱ、旅といえば飛行機じゃなくて船だと思ったので
船にのって中国まで行きました。」
「泊るところがなかったけど
友達になってしまえば何とかなると思って、
船で友達をつくりました。」
「勉強してこなかったから、
失敗したのが
紛争地域にほとんど無防備で行って
国境で止められたこともあります。」
ずいぶん前ですが、今聞いたとしても新鮮です。
話が楽しかったので、
今でも覚えています。
クールなフリ もうええよ 強がりも もうええよ 汗かいてもええよ 恥かいてもええよ ~藤井風『燃えよ』の歌詞より~
彼は、僕にいい仕事がないかを相談しに来ていたと思います。
就職活動のアドバイスを求めていたのだと思います。
一般的な就職活動のテクニックが通用するとは思えませんでした。
話はインパクトがありました。
そして、
彼がどのように仕事を探しているか作戦会議のような話をしました。
戦略を立てよう
そこで彼が言っていました。
行きたい会社があったら「社長に手紙を書く。」
だそうです。続く言葉は
「会ってくれたら儲けもん」
でした。
「俺なんか、学歴もないし、普通に求人に応募しても通るはずがない。」
そう言っていました。
彼なりの戦い方なんでしょうね。
僕も背中を押しました。
「そこまで行動できているんだったら、
そのまんまそのやり方、続けたらよいんじゃないか?」
簡単じゃないかもね でも難しくはない 迷いながら探すの それはみんな同じ ~藤井風『燃えよ』の歌詞より~
その後彼は、
小さな会社でキャリアをスタートして、
「僕が入った会社の社長を横山さんに紹介したい」と、
僕につないでくれました。
今は、会社変わったようですが、
しっかり自分に合ったお仕事をしているようですよ。
あぁマジで何も怖くない この風のって進め先へ ~藤井風『燃えよ』の歌詞より~
彼の話は、極端かもしれませんが、
したい仕事を探すというマインド
あきらめないマインド
自分に合ったやり方をするマインド
は大いに学ぶことができると思います。
「自分なりの戦略を立てる」ということですね。
就活は怖い?
怖いですよね。
ただやみくもに怖がっていては、何も始まりません。
まず僕がお勧めしたいのは
就活そのものよりは、
就活の妨げになりそうなちょっとした自分の直したいと思っている癖を
「ちょっとなおす。」ことからだんだん自信をつける。ということ。
明るく楽しく。明るく楽しく。
- 朝早く起きられない。
一週間のうち1日だけでもいいので早起きをする。慣れてきたら一日ずつ増やす。 - 挨拶が苦手。
近い人から挨拶の練習をする。ありがとう。
「すみません。」っていう言葉をありがとうに変えることは結構効果あり。 - 自分のお話を説明するのが苦手。
主語と述語を意識して会話することに取り組んでみる。
誰がどうした。に気を付けてみる。 - 前向きなことをいうこと(人)が苦手。
その人の全部をみるのではなく、小さな一言で自分に合う部分を探してみる。見つけられなかったらスルーで - ついつい夜更かししてしまう。
日中少し長めに散歩してみる。
体と心でバランスよく疲れさせる。 - 食生活が乱れている。
野菜の量を少しだけ増やす。 - バイトしすぎ。
収入と支出のバランスを見直してみる。最適な生活は何かを考えてみる。 - ネットで求人をさがしているのについ違うサイトに夢中になっていた。
ちょっとネットから離れて気分転換に写真をとりにきたどうでしょう?
アットーレは長い間、就活シーンを見てきています。 - ゲームにはまりすぎ。
これも仕方ない。
就活をゲームと考えてみるのはどうでしょう? - 恋人のことが気になりすぎ。
就活で恋が成就した人たち何カップルもしっています。
その逆もいますけど。。。楽しんで!
いろいろあるとおもうのだけど、
なにか、改善できそうなところがあったらやってみては。
大切なのは、
就活のことを
プロセスで楽しめるように、ちょっとだけでも好きになること。
よかったこと。無理やりでも書き出してみるといいかもしれません。
就活は期限があるから。いつかは終わります。
汗かいてもええよ 恥かいてもええよ あの空に燃えよ ~藤井風『燃えよ』の歌詞より~
コロナ禍で世界中が暗澹たる想いがあふれているとき、
「常に助け、決して傷つけない」という父からの教えに由来する考えかたのタイトルを付けた藤井風のデビューアルバム「HELP EVER HURT NEVER」がリリースされました。
Z世代を代表するアーティストなんでしょうね。
最近、志望の志向性の変化ということを聞きました。
「条件」から「環境」そして「価値観」へと移りつつある。
給与などの条件面で選んでいた僕ら世代。
そして、
働きやすい職場を探してきた世代が続きます。
さらに今は、「企業が何を大切にしているか」の価値観。
を志向するZ世代。
まさに藤井風のデビューアルバムは「価値観」という言葉を表している気がします。
12歳でYouTube動画を初めてアップロード。
藤井風のチャンネルだと、これが多分一番古い動画。
これはデビューとは言わないんですね?
2019年、活動拠点を岡山から東京へ移し、
本格的にミュージシャンとして音楽活動を開始したとありますが、彼の作る曲に岡山弁がときおり混じるのも面白いですよね。
これからが楽しみです。
- うまくいかないこともあるのが就活。がむしゃらに動いてみよう。
- 自分に合った就活の戦略を探す。
- 就活を自分なりに楽しむ。
<プロフィール>
みつ(横山光紀) (明日佳グループ 管理部 採用担当兼転職コンサルタント)
北海道生まれ 札幌市在住。1971年生 ベンチャー企業のエンジニアを経て、人事職、就職支援、転職支援の業界で20年以上。SDGsの分野も詳しい。趣味はアウトドア。等身大でなおかつ自分自身の新しい側面に気がつく(新しい道が拓ける)就職支援や、時流を読んだ転職アドバイスで世代を超えて、また数年越しの相談も少なくない。音楽好き。チャリティ企画で自ら楽曲をプロデュースした経験もあり。(楽器は弾けない)