就職活動前に知っておきたいNGな証明写真の共通点って何?

 

就職活動において履歴書の作成は必要になってきますが、その中でも履歴書に貼る写真は、採用担当者がまず目にする部分です。

せっかくアピールできる学歴や経歴、良い文章を頑張って書いても、証明写真でマイナスな印象を持たれてしまっては元も子もありません。

 

今回はそんな事態を避けるため、NGな写真の共通点の例を参考に、正しい写真を撮る上でのポイントについて学んでおきましょう。

 

【NGな写真の共通例 基本編】

 

NG例① 証明写真ではなくスナップ写真を貼っている

こちらはあまりないかと思いますが、日常的な場面を撮影したスナップ写真を、そのまま履歴書に貼ることはもちろんNGとなります。

採用担当者からすれば、「真面目に就職する気持ちがあるのかな?」

「ビジネスの場で私的な写真を見せるなんて非常識では?」

と思われてしまうでしょう。

 

NG例② 現在の見た目と違った写真である(撮影から3ヵ月以上経過している)

明らかに外見の印象が変わってしまっている場合には要注意です。

面接時に「あれ?写真と見た目が違うな…?」と思われてしまう可能性があるためです。

目安として3ヵ月以上経過しているものは、使用しないようにしましょう。

また、3ヵ月以内であっても、髪型や顔つきなどが変わったかな?と感じた場合には、再度撮影しておいた方が無難でしょう。

 

NG例③ 写真を使いまわして使用している

履歴書は選考が終わった際に返却される時があります。

その時に、次の選考で再度、以前履歴書に貼り付けた写真を使いまわす方もいます。

こちらも写真に剥がした跡や傷がついてしまい、採用担当者が見て印象を悪くする可能性がありますのでやめておきましょう。

 

NG例④ 自撮りした写真を使用している

写真館やスピード写真などで撮影する写真などと比べますと、自撮りの写真はどうしても写りが悪くなってしまいます。

採用担当者からすると「ちゃんとした写真も準備できないのか?」

「本当に当社に入るつもりはあるのか?」と疑われかねません。

基本的には自撮り写真も避けるべきでしょう。

 

NG例⑤ 写真裏に氏名がない、雑な貼り付け方・切り方である

写真が剥がれてしまった場合に備えて氏名は書いておきましょう。

書いていないと印象が悪くなることもあります。また、写真の貼り付け方も注意しましょう。

規定のサイズで歪みなくキレイにカットし、傾きなく剥がれないように貼りましょう。

こういった細かな部分がきっちりしているかも、採用側から見れば、仕事を細かな部分まで配慮してできるかをチェックする材料になります。

 

NG例⑥ 背景色が派手、子供っぽい色などである

証明写真では背景色を選択できることがありますが、その際に派手なものやピンク色などの背景色は印象が良くない場合があります。

そのため、無難な白・青・グレーといった定番の色から選ぶようにしましょう。

 

【NGな写真の共通例 服装・身だしなみ編】

 

<女性の場合>

NG例⑦ 派手で露出の高い服装である

肌の露出が多い服装や、派手なアクセサリーは印象が悪くなります。

基本的にはスーツで、黒または紺といった定番の色のものを着用しましょう。

シャツも色は白色で、胸元が開きすぎていないものが良いでしょう。

柄も無地のものを選んでおくのが無難です。20代でしたらリクルートスーツ、30代以降でしたらビジネススーツがおすすめです。

 

NG例⑧ 長い髪でシャツの襟やジャケットが隠れてしまっている

長い髪の毛は乱れた印象、だらしない印象を与えてしまうこともあります。

ポニーテールなどで一つにまとめて後ろに流すか、ハーフアップにするようにしましょう。

また、傷んだ髪やパサついた髪も印象が悪くなりますので整えましょう。

 

NG例⑨ 派手なメイク・ノーメイクである

化粧が派手ですと、真面目な印象や清潔感が感じられません。ノーメイクもだらしない印象を与えてしまいますので避けましょう。

落ち着いた色のリップや、多少顔色が良くなる程度のチークなどで整えましょう。ファンデーションの厚塗りやつけまつげ、濃すぎるアイラインや、光沢の目立つアイシャドウなども避けましょう。

 

NG例⑩ 前髪が眉や目にかかってしまっている、ぱっつん前髪である

前髪が長く眉や目に髪がかかった状態ですと暗い印象になります。

左右に流すもしくはオールバックにするなどして、顔がしっかりと確認できるようにしましょう。

また直線的に揃えたぱっつん前髪は、幼い印象を与えてしまうこともありますので、こちらも左右に分けて流しておくと良いでしょう。

 

NG例⑪ カラーコンタクトをつけている

こちらも不真面目な印象を与えてしまうことがありますので、避けておいた方が無難です。

ただし、アパレルなどの職種に関しては許される場合もありますので、応募する業界に応じて判断しましょう。

 

 

<男性の場合>

 

NG例⑫ ノーネクタイ・ジャケットを着用していない

ビジネスの場においては相手に信用してもらうことが大切になります。

基本的にはネクタイを締め、ジャケットも着用した方がフォーマルな印象を与え、第一印象も好ましいため着用するようにしましょう。

但し、クリエイティブな職種やエンジニア、ガテン系の業界では一部ネクタイはなくても良い場合があります。

 

 

NG例⑬ スーツのサイズが合っていない、派手な色・柄である

サイズの合っていないスーツはだらしなく見えてしまいます。

また、派手な色や柄のスーツは当然印象が悪くなります。

基本的にはやはり黒や紺色のスーツや、暗めのグレーなどを選びましょう。

柄に関してもできれば無地のものを選んだ方が無難です。

 

NG例⑭ ネクタイが派手な色・柄である

当然ながらあまりにも派手なネクタイは場違いであり、ビジネスの場には相応しくありません。

冠婚葬祭で使う白・黒無地のものや、ゴールドまたはシルバーなども避けましょう。

キャラクターものやペイズリー柄なども着用しない方が良いでしょう。

また、色によって与える印象も異なりますので、どのようなイメージを持って欲しいかによって色を選ぶのもおすすめです。

 

NG例⑮ 前髪が目や眉に掛かっている、立たせすぎた髪型である

女性の方もそうでしたが、男性でも前髪が目や眉に掛かっていると、暗い印象を与え悪い印象になります。

しっかりと分けておくか、額が見えるように上げておくのが良いでしょう。

ただし、整髪料つけすぎるとベタついた印象や、立たせすぎた髪型で派手な印象を与えかねませんので注意しましょう。

 

NG例⑯ シャツが派手、しわだらけ、サイズが合っていないなど

しわだらけのシャツや、サイズが大きすぎて合っていないものは、だらしない印象を与えてしまいます。

シャツはきっちり上まで留めた際に、指一本程度の隙間があるくらいが丁度良いです。

アイロンもかけてしわを伸ばし、しっかりとした身なりで撮影しましょう。

シャツの色も無地で白いものにしておいた方が良いです。

 

 

<男女共通>

 

NG例⑰ 寝ぐせがある、髪が長すぎる、セットしていないなど

男女ともに寝ぐせや何もセットしていない髪型はNGです。

ビジネスのシーンでは見た目から相手に好印象を与え信用を得ますので、見た目にもしっかりと気を配り整えましょう。

長すぎる髪も男性でしたら短髪にする、女性も長い髪は結ぶなどして、顔立ちや輪郭がしっかり見えるようにするのがベストです。

 

NG例⑱ 髪色が明るすぎる

髪色があまりにも明るい場合には真面目な印象が損なわれます。

就職活動ではフォーマルさが求められていることから、見た目が派手ですと悪い印象を与えてしまいかねません。

黒染めなどをして染め直しておくと良いでしょう。

また、染めるのに失敗する可能性もありますので、早めに美容室などに頼んで染めておくのがおすすめです。

 

【NGな写真の共通例 表情・姿勢編】

 

NG例⑲ 無表情・暗い表情である

当然ながら暗い印象ですと元気がないイメージを与えてしまい、「しっかりと仕事をこなせるのかな?」と感じさせてしまいます。

口は閉じたままで口角をやや上げて、自然な笑顔で撮影しましょう。

また、目も少し細めて目尻を下げる、日頃から表情筋を鍛えておくことも良い笑顔を作る上で重要になります。

 

NG例⑳ 歯を見せて笑っている

無表情や暗い表情はNGですが、逆にあまりにも口を開けて、歯が見えるほど大きく笑ってしまうのも、不真面目な印象でNGとなります。

歯が見えない程度に口角を上げて、少し微笑む程度の笑顔で撮影しましょう。

 

NG例㉑ 猫背やななめアングルである、姿勢が悪いなど

猫背の写真は頼りない印象や、だらしない印象になってしまいます。

ななめアングルでの撮影も、当然ながら不真面目な印象ですのでNGです。

左右で肩の高さが違っている、頭が傾いてしまっているケースもありますので、鏡を見ながら自分で修正するか、カメラマンの方にチェックしてもらいましょう。

 

NG例㉒ 顎を上げすぎている、もしくは下げすぎである

こちらも注意しておきたいポイントになります。顎が上がりすぎていると見下ろしている印象になってしまうため、悪印象になります。

また、逆に顎が下がりすぎていると上目遣いになってしまいます。

撮影時には顎は軽く引く程度にして、まっすぐ正面を向いて撮りましょう。

 

 

【まとめ】

以上、写真撮影時に注意したいNGな写真の共通点についてでした。

これだけ気を付けなければいけないことがあると大変ですよね…。

しかしながら、清潔な身だしなみや態度・姿勢・マナー等は、必ず良い仕事を行う上での基本となります。

 

スピード写真などを使って自分で撮影することもできますが、可能であればプロのカメラマンがいる、写真スタジオで撮影した方が良いでしょう。

 

こうしたマナーや注意点も、一度身につけてしまえば苦労しませんので、ぜひ、この機会にチェックしてみてください!

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